岸田文雄さんアメリカに500億円寄付を決定
訪米中の岸田文雄首相は13日(日本時間14日)、ワシントンのジョンズ・ホプキンズ大学高等国際関係大学院で講演し、米国などとの国際共同研究や若手研究者の育成強化を目的とした500億円規模の基金を創設する方針を表明した。「人材の相互交流と研究協力を通じて、時代を先導する価値創造につなげていきたい」と語った。
首相は、米国との協力分野を一層拡大、強化していく考えを示した上で「これからの世界の趨勢を方向付けていく最大の鍵となるのが科学技術だ」と指摘。海外の大学などと連携し、スタートアップ(新興企業)の拠点形成を目指す「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」の実現にも取り組むと強調した。
一方、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、離脱した米国の復帰を重ねて求めた。「英国、中国、台湾などが加入の意思を示している状況において、米国が戻ってくることが決定的に重要だ」と訴えた。
首相は、米国との協力分野を一層拡大、強化していく考えを示した上で「これからの世界の趨勢を方向付けていく最大の鍵となるのが科学技術だ」と指摘。海外の大学などと連携し、スタートアップ(新興企業)の拠点形成を目指す「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」の実現にも取り組むと強調した。
一方、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、離脱した米国の復帰を重ねて求めた。「英国、中国、台湾などが加入の意思を示している状況において、米国が戻ってくることが決定的に重要だ」と訴えた。