863 訴えを起こしたのは、岩手駐屯地に所属し、4年前に自殺した当時27歳の3等陸曹の男性の遺族です。 訴状などによりますと、隊員はレーダーで目標物の位置を確認する業務や弾薬の管理などを担当していましたが、2020年6月から7月にかけて29日間連続で訓練に参加し、この間の超過勤務が200時間を超えたとしています。 また、「仕事を辞めたい」と上司に申し出て以降、「馬鹿野郎」「死ね」などと上司から執ような叱責を受けたと主張しています。 その上で、隊員が自殺したのは、こうした長時間労働や上司のパワハラが原因だとして、隊員の遺族がおよそ1億円の賠償を求めて盛岡地方裁判所に訴えを起こしました。 訴えについて陸上自衛隊は、「今後の裁判に影響を与えかねないことからコメントできない」としています。 匿名さん2025/04/12 00:09