029 厳しさを増す寒さもどこ吹く風とばかりに、密やかに熱く盛り上がるラブホテル街。一目散に目的の部屋へと向かう客の中に、ホテル内で働く人々のことを気に留める者は少ないだろう。 今回はアーティストとして活動する傍ら、ラブホテルの清掃アルバイトとして働く古山菜の花さん(25)に欲望渦巻くピンクのネオンの裏側を聞いた。(記事は全2回の1回目) 匿名さん2026/01/13 06:27
031 古山:私は音大出身なんですが、在学中から商業施設内の雑貨屋でアルバイトをしていて、卒業後は創作活動をしながら同じところでバイトを続けていました。ゆくゆくはそこで正社員になることも考えていましたが、大学卒業後は出ていくお金が増えるし奨学金返済もあるしで、なかなか懐事情が厳しくて……。雑貨屋のバイトが昼間だったので、夜中にダブルワークできるところを探してたどりついたのがラブホテルの清掃でした。 匿名さん2026/01/13 06:29
032 元々夜の世界にまつわるルポルタージュを読むのが好きだったので、その影響もあると思います。生活の足しにするつもりで始めましたが、ラブホ清掃バイトの方が楽しくなってしまって、いつの間にかアルバイトはラブホ清掃一本になっていました。 匿名さん2026/01/13 06:30
034 古山:シーツやタオルなどが置いてあるリネン室内に我々が待機しているスタッフルームがあって、各階のリネン室に「空き」、「ショートタイム」、「宿泊」などの各部屋の入室状況が書いてあるモニターが置いてあります。「お客様が精算中です」とアナウンスされたら「そろそろ行くか」と腰を上げて。いよいよ「退室中です」と聞こえたら、お客さんと鉢合わせないようにリネン室の覗き穴から確認して、エレベーターに乗ったのを見届けてから部屋に行きます。他の清掃バイトと一番違うのは、このお客さんと会わないように気を付けるところかもしれませんね。 匿名さん2026/01/13 06:31