336 右膝が地面に着きそうなほど体勢を崩されても、バットの先ではじき返した打球はヒットゾーンで弾んだ。2回。一挙5得点の総仕上げとなる一打に、坂本勇は一塁ベンチに向けてピースサインを送った。3点差を追いつき、なおも2死二、三塁。カウント2―2から杉浦の外角へ逃げていくスライダーの曲がり際を捉え、左前に勝ち越し2点打を放った。「何とか打ててよかった。逆転の一打になって良かった」と、うなずいた。 復調を印象付けた。交流戦に入ってから試合前まで打率1割9分6厘で、得点圏打率も10打数1安打と不振に陥っていた。それでも、この回は岡本、大城の連打、若林の四球から暴投、重信の犠飛、炭谷の適時打と打線がつながっていた場面。それだけに、「みんながつないでくれたチャンス。食らいついていきました」。主将としての意地も込め、見事な勝負強さでエース・菅野を序盤から援護した。 匿名さん2019/06/17 08:02
337 打撃で存在感を放つことはもちろん、チームが強くなるために守備面においても後輩へ助言を授けている。5月30日の阪神戦(甲子園)の試合前練習でのこと。大城の一塁転向によって三塁を守る機会が増えていた岡本がノックを受けていると、三塁付近に近寄って守備位置について意見を伝えた。 DeNA・宮崎、中日・高橋、阪神・大山らセ界の三塁手は三塁線よりも三遊間寄りを守ることを示しながら、「自分がバッターだったら三遊間寄りの打球を捕られた方が嫌でしょ? それなら、相手が嫌がる守りをしようよ」と言葉をかけた。チームが勝つために何ができるか―。チームリーダーとして細部にまでこだわりながら、プレーを続けている。 勇人は4回に四球で出塁した直後、腰の張りのため代走を送られ途中交代となったが、原監督は「まあまあ、無理をせずに代えようと。たいしたことはありません。週明け? 全く問題ないと思います」と、18日からのオリックス戦(東京D)の出場には問題ないことを強調した。 匿名さん2019/06/17 08:03
339 20年東京五輪で金メダルを目指す侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が、巨人の坂本勇人内野手(30)を三塁で起用するプランを持っていることが18日、分かった。この日のオリックス戦(東京D)を視察した指揮官は「基本的にはショート」と前置きした上で、「サードも含めていろいろ考えていきたい」と説明。「三塁・坂本」が金メダルへの秘策となる可能性が出てきた。 三塁手は松田宣以降、確固たるレギュラーが不在で、稲葉監督も「悩みどころのポジション」と話してきた。昨秋の日米野球では岡本を三塁で起用したが、今季はここまで打率2割6分2厘。この日13号ソロを放った岡本に対しては「壁をぶち破っていく、ジャイアンツの4番として(の立場を)確立させていく最中」と、さらなる成長を期待した。 匿名さん2019/06/19 13:03
340 五輪まで1年余り。今宮、源田らがそろう遊撃手に比べ、三塁手の層が薄いのが侍ジャパンの実情でもある。坂本勇は打率3割1分3厘に加え、すでにリーグトップの21発を放っており、指揮官も「ホームランも非常に打っていて、追い込まれてからの対応力もあるし、選球眼もある」と大絶賛。ともに戦った13、17年WBCを含め国際試合経験豊富で信頼も厚い。 今後の遊撃手候補、岡本、宮崎ら三塁手候補の状態次第だが、坂本勇の三塁起用は打線に厚みをもたらすだけでなく、遊撃手として起用する際も有事のオプションになる。早ければ、11月の国際大会「プレミア12」で「三塁・坂本」をテストする可能性がありそうだ。 匿名さん2019/06/19 13:03
341 巨人の坂本勇人内野手(30)が、前日から“6打席連続三振”を喫した。初回1死。アンダースローの高橋礼との対戦では、初球、2球目と外角直球を見逃し2ストライクと追い込まれると、最後は外角スライダーで3球三振となった。 前日21日のソフトバンク戦(東京D)では、プロ野球ワーストタイ記録の5三振を喫していたが、この日も1打席目は三振に倒れた。 匿名さん2019/06/22 18:59
342 巨人の坂本勇人内野手(30)が、20打席ぶりの安打を放った。両チーム無得点の3回2死一塁。1ボールから高橋礼の真ん中直球を捉え、左前安打を放った。この一打で2死一、二塁と好機を広げると、丸、岡本も連打で続き、この回3点を先取した。 坂本勇は前日21日のソフトバンク戦(東京D)で、プロ野球ワーストタイ記録の5三振。この日の1打席目も見逃し三振に倒れていたが、2打席目で18日のオリックス戦(東京D)の1打席目以来、4試合ぶりの安打を放った。 匿名さん2019/06/22 19:00
343 体をひねり、引っ張った打球は、遊撃手が伸ばしたグラブの下を抜けた。3回2死一塁。坂本勇が、サブマリン右腕・高橋礼から左前安打を放った。18日オリックス戦(東京D)の1打席目で右前安打を放って以来、4戦20打席ぶりの安打に「結果として得点につながったし、それはすごいよかったです」。続く丸、岡本の連続適時打を呼び込む一打を素直に喜んだ。 前日21日のソフトバンク戦(東京D)ではプロ野球ワーストタイ記録の1試合5三振を喫し、交流戦前に3割4分あった打率も3割を切った。この日の1打席目も3球三振。日をまたいで6打席連続三振に倒れていた。後ろを打つ丸が好調なだけに「僕が打っていれば、もっと得点につながっていたんじゃないかな」。そう責任を背負うこともあったが、スコアボードに「H」ランプをともし、負の連鎖を断ち切った。 匿名さん2019/06/23 21:14
344 何かを変えようと、この日は試合前のルーチンも変えた。いつもはグラウンドでノックを受けている時間に中継ぎ投手陣に交じり、東京Dの観客席の階段を猛然と駆け上がった。下半身に負荷をかけることに意識を置き、試合に向けて準備。5点リードの7回無死二、三塁から2年ぶりの犠飛で追加点をもたらすなど、復調の兆しをみせた。 5年ぶりの交流戦優勝には最終戦に勝つことが絶対条件となるが「チームとしての目標の一つでもあるので、勝てるように頑張ります」。勝利に導く一打を放つ準備はできている。 匿名さん2019/06/23 21:14