164 >>160 今は初めて見る外の世界に怯えているだろう 空腹とまだ冷え込む朝方に震えながら彼は橋の下で丸まっていたところにふと一匹の子鼠が現れる お友達になりたいつもりで近づく彼の舌先に心躍る美味しそうな匂いを感じ我を忘れた刹那、気がつけば子鼠を丸呑みしてしまった 今頃忘れていた本能が蘇って来る頃だな 匿名さん2021/05/10 11:08