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Gグループ⑤-6
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みんなー暴露するぞー
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山道を歩いていたら突然穴に落ちてしまった。穴は深く女の私一人では出られない。
声をあげて助けを呼ぶと、偶然一人の男性が通りがかった。男性が気づきすぐこちらまでやって来る。男性は穴に落ちた私を見ながら何かを考えている様子だった。
「助けてあげたら、お礼にお金をいただけますか?」
その言葉に面食らう。なんと現金な人だろう。だが助けてもらうには仕方ない。私は謝礼を払う約束をし、穴から救出してもらった。
「ありがとうございました」
財布から一万円を取り出し男性に渡す。
すると男性が突然私を穴へ突き飛ばした。再び穴に落ちてしまった私に対し男性がこう口にする。
「次はいくらもらえます?」
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ここはタイムマシン研究所。
先ほどまでタイムマシンの実験が行われていたのだが、事故が発生してしまった。誤って助手を四十五億年前に転送してしまったのだ。
タイムマシンはまだ試作機で片道しか使えない。そのためこのままでは助手が現代に帰還できない事になる。
博士が大汗をかき焦っていると、突如タイムマシンが反応を示した。それから数秒たち、まぶしい光と共に四十五億年前に送られたはずの助手が姿を表す。
助手の帰還に喜ぶ博士。だが同時に疑問も生まれた。
「君は文明も何もないところからどうやって戻って来たのかね」
「そりゃ神様に頼んだんですよ。四十五億年前と言えば、ちょうど彼らが地球を作っていた頃ですから」
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自宅のトイレで用を足していた時のこと。尻を拭こうとするとちょうど紙が切れていた。トイレに座ったまま、台所にいる妻に声をかける。
「おい、紙が切れたぞ」
「困ったわね、買い置きもないの」
それは困った。それならティッシュはあるかと尋ねると、それも先ほど使い切ったという。外は大雨でとても紙を買いにはいけない。大ピンチだ。
「我が家には他に紙はないのか!」
トイレから出られない私に代わって、妻が家に紙がないか探す。だがなかなか見つからない様子だった。
トイレで待つ事二十分、ようやく妻がやってきた。
「やっと紙を見つけたわ」
そう言って妻が自信満々に差し出したもの。それはかなり粗めの紙やすりだった。
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某映画会社が社運を賭け超大作映画を作る事になった。若手の議員である主人公が政治の闇を暴いて行くという社会派の内容だ。
役者は人気の高い実力派の名俳優を多数そろえた。劇伴は世界的に活躍する作曲家によるものだ。スタジオには国会議事堂を模したセットまで組まれ、映画の成功は約束されたかのように思えた。
ところが撮影中にスタッフの一人がタバコを消し忘れたのがいけなかった。タバコの火がセットに燃え移り火災が発生してしまったのだ
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