473 福岡県太宰府市で2019年10月、佐賀県基山町の女性=当時(36)=を暴行して死なせたとして傷害致死などの罪で懲役22年の判決が確定し、服役していた山本美幸受刑者が死亡していたことが9日、関係者への取材で分かった。同県の麓刑務所で受刑中の今年夏ごろ、体調の悪化で亡くなったという。43歳だった。 福岡高裁の確定判決によると、山本受刑者と、同居人だった岸颯(つばさ)受刑者(27)=懲役15年の判決で服役中=は19年9〜10月、太宰府市の自宅アパートなどで女性の太ももをバタフライナイフで刺したり、木刀で繰り返し殴ったりして死亡させた。 福岡地裁は21年3月、女性を服従させて金銭を搾取することを目的に「約1カ月間にわたり日常的、継続的に激しい暴行を繰り返した。暴行や虐待を楽しんでいた」と認定し、事件を主導した山本受刑者に懲役22年の判決を言い渡した。同年12月、福岡高裁は被告、検察側双方の控訴を棄却。高裁判決が確定した。 匿名さん2022/11/10 08:36