福岡県警久留米署は３日、酒気帯び運転をしたとして道交法違反容疑で、同県久留米市六ツ門町、
佐賀競馬所属の騎手、山口勲容疑者（５４）を現行犯逮捕した。地方競馬で５千勝を超える実績がある。

同署によると、近づいたパトカーを避けるような不審な動きがあったため、職務質問。
山口容疑者は自宅から出勤途中だったといい「酒を飲んでから７時間寝たので、抜けていると思った」と話している。

逮捕容疑は、３日午前０時４０分ごろ、久留米市六ツ門町の国道２０９号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。

佐賀県競馬組合によると、山口容疑者は地方競馬で通算５３２６勝。その実力から「ミスターほとんどパーフェクト」の愛称もある。
レース騎乗は当面見合わせ、事実確認の上で厳正に対処すると説明している。

組合はホームページで「競馬ファン、関係者にご心配をおかけし、心よりおわび申し上げる」とのコメントを出した。

競馬騎手「ミスターほとんどパーフェクト」、酒気帯びで逮捕　「７時間寝て抜けてると…」
https://www.sankei.com/article/20240403-WSDVLZ6OVZMTLI2JBEIIR7OC54/