266 例外が2人だけいた。1人はピンクのスーツ姿のジュエ氏。いつものようにセンターの位置を占めており、金正恩氏と一緒に整列した軍人を閲兵するなど、後継者として扱われているように見える処遇を受けていた。そしてもう1人が金与正党総務部長だ。報道写真や映像では目立たない位置ながら、純白の上着を着用していた。 北朝鮮では地位が高くなるほど、目立つことを嫌がるようになる。粛清の理由のなかで「不正蓄財」と並んで多いのが、ライバルたちからの「最高指導者への告げ口(讒言)」だからだ。北朝鮮では「最高指導者との距離の近さが権力の大きさを決める」という不文律がある。脱北した元党幹部は「最高指導者が出席する会食があると、いつも事前に配られる席次表を見て、自分の地位に変化がないか確認していた」と語る。誰もが最高指導者の歓心を買いたいと考えている。そうした背景があり、服装や言動で目立った動きをすると、周囲から「最高指導者を軽んじている」「野心がある」などと密告され、権力社会から転落することになるのだ。 匿名さん2026/08/21 18:14