野党、地方でも地殻変動 国民民主に勢い、立民、維新、共産伸びず 自民は党勢回復せず
2025/1/27
夏の参院選を占うとされる26日投開票の北九州市議選は、自公両党が現有議席を維持し、主要野党内では明暗が分かれた。国民民主党は擁立した公認候補2人がトップ当選>>690し、立憲民主党と日本維新の会、共産党は議席を減らした。先の衆院選で躍進した国民民主が勢いを維持し、地方でも徐々に地殻変動が起こりつつあることを印象付けた。
国民民主の古川元久代表代行が27日の党会合で、北九州市議選で党公認候補がトップ当選したと報告すると、会場から「よしっ!」と歓声が上がった。
党の看板政策である「年収103万円の壁」の引き上げなどの政策に有権者が期待していることの表れだと分析し、「先の衆院選以来、訴えてきた国民の手取りを増やす政策実現のため、一丸となって頑張らなければならない」と呼び掛けた。国民民主は26日投開票の大阪府茨木市議選>>582でも初めて議席を確保した。
2025/1/27
夏の参院選を占うとされる26日投開票の北九州市議選は、自公両党が現有議席を維持し、主要野党内では明暗が分かれた。国民民主党は擁立した公認候補2人がトップ当選>>690し、立憲民主党と日本維新の会、共産党は議席を減らした。先の衆院選で躍進した国民民主が勢いを維持し、地方でも徐々に地殻変動が起こりつつあることを印象付けた。
国民民主の古川元久代表代行が27日の党会合で、北九州市議選で党公認候補がトップ当選したと報告すると、会場から「よしっ!」と歓声が上がった。
党の看板政策である「年収103万円の壁」の引き上げなどの政策に有権者が期待していることの表れだと分析し、「先の衆院選以来、訴えてきた国民の手取りを増やす政策実現のため、一丸となって頑張らなければならない」と呼び掛けた。国民民主は26日投開票の大阪府茨木市議選>>582でも初めて議席を確保した。
702 への返信コメント(1件)
>>702
北九州市議選で立民は改選前7議席だったが、6議席に減らした。結果について与党も現有議席を維持したことから、立民の野田佳彦代表は国会内で記者団に「全体的に大きな変化がない膠着した状態だ」と分析してみせた。
立民は「あくまで地方選であり、コメントしないようにしている」(中堅)と強気を装うが、国民民主の躍進に焦りを募らせる。別の立民中堅は「地方選であろうと負けは負けだ。厳しい結果だ」と肩を落とした。
革新勢力の支持を集めてきた共産は告示前の8議席から7議席に後退した。共産の小池晃書記局長は記者会見で「衆院選後の政党支持率を見ても国民民主の支持率が伸びている一つの表れ」と指摘した。
維新も伸び悩んだ。公認候補8人を擁立し臨んだが、結果は2議席にとどまった。前原誠司共同代表は記者会見で「国政への影響は全くない」と断言した。
自民は改選前と同じ15議席、公明も同じく13議席を維持した。自民は議席を上積みして党勢回復につなげたかったところだが、森山裕幹事長は27日の記者会見で「全力を挙げて戦った成果だ。日常活動をしっかりやることが選挙の勝利の常道だ」と述べた。
北九州市議選で立民は改選前7議席だったが、6議席に減らした。結果について与党も現有議席を維持したことから、立民の野田佳彦代表は国会内で記者団に「全体的に大きな変化がない膠着した状態だ」と分析してみせた。
立民は「あくまで地方選であり、コメントしないようにしている」(中堅)と強気を装うが、国民民主の躍進に焦りを募らせる。別の立民中堅は「地方選であろうと負けは負けだ。厳しい結果だ」と肩を落とした。
革新勢力の支持を集めてきた共産は告示前の8議席から7議席に後退した。共産の小池晃書記局長は記者会見で「衆院選後の政党支持率を見ても国民民主の支持率が伸びている一つの表れ」と指摘した。
維新も伸び悩んだ。公認候補8人を擁立し臨んだが、結果は2議席にとどまった。前原誠司共同代表は記者会見で「国政への影響は全くない」と断言した。
自民は改選前と同じ15議席、公明も同じく13議席を維持した。自民は議席を上積みして党勢回復につなげたかったところだが、森山裕幹事長は27日の記者会見で「全力を挙げて戦った成果だ。日常活動をしっかりやることが選挙の勝利の常道だ」と述べた。