736 終戦記念日にあたって 日本共産党書記局長 小池晃 2023年8月15日 一、78回目の終戦記念日にあたり、日本共産党は、日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配の犠牲となられた内外の人々に深い哀悼の意を表します。そして、岸田政権がいま、日本国憲法に刻まれた不戦の誓いをなきものにし、「新しい戦前」づくりともいうべき大軍拡に突きすすんでいることを断じて許さず、憲法9条を生かした平和外交に全力をあげる決意を新たにします。 一、岸田政権は、昨年末「安保3文書」を閣議決定し、歴代政府が憲法違反としてきた敵基地攻撃能力を保有する、そのために今後5年間で軍事費を43兆円にも増やしてGDP比2%へと倍増させる大軍拡に突き進んでいます。この大軍拡の本質は、米国が推進する対中国軍事包囲網づくりの最前線に日本が立つということであり、「先制攻撃」を基本原則にすえる米軍の「統合防空ミサイル防衛」(IAMD)戦略に組み込まれることに他なりません。 匿名さん2023/08/15 14:49